クラウド・ターミナル実験室(Cloud Terminal Lab.)
Web屋にセンサー&リレーを!
近年、iPhoneやWii等のヒット商品のキーの一つとして「センサー」があります。センサー技術自体は決して、新しい物ではありませんが、ソフト屋やデザイナーがセンサーを自由にできるようになると実に想像もつかなかったような面白い事を次々に考えてくれます。
また、「ライフロギング」や「クラウド」も最近の一つのキーワードとなっています。
そんな中、昨年、Twitterで家の電気を制御できるようにしてしまった人のネタを見て、
「Web屋にセンサーやリレーを自由にできるような商品を持たせたら、面白い事始めるんじゃない?」
と思って作ってみたのがこのクラウドターミナル「蔵宇戸 端士(Kuraudo Tanshi)」です。
本来、ライフロギングのデバイスとしては、携帯が適役かもしれません。ただ携帯では24時間ロギングするには、バッテリーの問題(時が解決してくれるとは思いますが)や、出来ることの範囲が狭くなってしまいます。(モータ・リレー制御他) また、Android OSが適役だと思うのですが、動かすための手軽で安価なハードがまだないのも実情です。
という事で、以下、クラウドターミナル初号機「蔵宇戸 端士」君の主な仕組みです。
- 一つのターミナルにあらゆるセンサーを増設できる仕組みになっています。(2009/6/9現在は,とりあえず温度センターとモーター)
- 電源を投入するだけでWi-Fiさえあれば、地球の裏側、車の中、家のトイレ等、どこからでも24時間、クラウドサーバに設置先からステータスを報告し続けてくれます。
- 報告されたステータスレポートは、ログとして収集されます。
- ステータスを報告する際、サーバから命令を受け取ることも出来ます。受け取った命令でリレーを制御し、モータのon/offや100V電源on/offを制御出来ます。
- 制御するコントロールパネルは、Google アカウント認証(本デモではOFF)を必須とします。
- 初めはコントロールパネルとターミナルはひもづいていません。ユーザは、コントロールパネルでターミナルのID(とりあえずMac Adress)を登録することにより初めてステータス表示が開始します。
- 一度、登録すれば、ブラウザとGoogleアカウントさえさえあれば、どこからでも閲覧・制御が出来ます。
- Googleガジェットとして貼り付ける事も出来ます。
最終的には、
- 家のガス・電気・水道の使用量をクラウド経由でロギング
- ソーラーパネルの発電量をクラウド経由でロギング
- 家のリモコンやあらゆるスイッチ類をクラウド経由でガジェット化(「リモコンがない!」と探す事象からの解放)
- 車のガソリンの残り容量や各種センサー情報を全てクラウド経由でロギング
- etc
と、夢はつきないんじゃないかなぁと思っています。
是非、3Dプリンターで出力した蔵宇戸一家のデモをお試し下さい♪デモは終了しました。
また、御自身で作れる方用に、端士の配線図とソースを公開しています。